果菜類
-
胡瓜(キュウリ)
Cucumber
-
栽培のポイント
キュウリの根は酸素の要求度が大きい植物で、比較的浅い所に根が張ります。
水分も多く必要としますので乾燥が続くようならば灌水を行う必要があります。
乾燥を防ぐために稲わらやビニールでのマルチが有効です。
地這きゅうりの栽培では、親づるには雌花は咲きません。必ず親づるは本葉5~6枚で摘芯し、
四方に子づるを伸ばします。伸びてきた子づるも葉10枚程度で摘芯し、孫づるを伸ばすようにしてください。キュウリの根は酸素の要求度が大きい植物で、比較的浅い所に根が張ります。 水分も多く必要としますので乾燥が続くようならば灌水を行う必要があります。 乾燥を防ぐために稲わらやビニールでのマルチが有効です。 地這きゅうりの栽培では、親づるには雌花は咲きません。必ず親づるは本葉5~6枚で摘芯し、 四方に子づるを伸ばします。伸びてきた子づるも葉10枚程度で摘芯し、孫づるを伸ばすようにしてください。
-
発芽適温
20~25℃
-
生育適温
25~30℃
-
土壌適応性
ph6.0~7.5
-
輪作年限
2~3年
-
1.畑の準備
肥料は根を作るために堆肥を十分に混ぜ込んでください。
2.タネまき
タネまきはポットまきを行います。ポットに土を入れたら、2~3粒タネをまき覆土をして上から軽く押さえます。
定植までに1本に間引きを行います。
暖かくなったら直接畑に直播もできます。
3.定植(ネット栽培)
予め70cm幅のマルチを張っておきます。
本葉が3~4枚の時に株間45~50cm、条間45cm程度に定植をします。
定植後、倒れないように支柱やネットを張り、結束テープや紐で固定してください。
4.管理(ネット栽培)
親づるが伸びるに従いネットなどに固定しますが、下から5~7節目から伸びてくる子づるは取り除きます。
その後は、子づるの2節目で摘芯をするか、雌花が着いた次の葉を残して摘芯します。
雌花が咲きはじめたら2~3週間に1回追肥を行います。
親づるは手が届かなくなる前に摘芯してください。
5.収穫(ネット栽培)
長さが20cm前後になりましたら収穫してください。
なり疲れを防ぐために2~3週間に1回程度追肥を行います。
根元ではなく少し離れた通路に行うのがポイントです。
地這栽培
3.定植(地這栽培)
予め幅が1m前後のマルチを張っておき、本葉が3~4枚前後でマルチの中心に株間1m間隔に定植します。
定植後、稲わらなどを敷きます。
4.管理(地這栽培)
地這きゅうりは親づるには雌花が着きません。
必ず本葉が5~6枚になったら親づるを摘芯し、子づるを伸ばします。
子づるも葉が10枚前後で摘芯し、孫づるの発生を促します。
5.収穫(地這栽培)
20cm程度の長さになったら収穫しますが、取り残しの無いよう注意してください。
キュウリの根元を踏みつけないよう注意してください。
ワンポイント
・根は浅く伸びますが、畑を深く耕し良質な堆肥や有機物を施すことで、根を深く誘導します。そうすることで暑さや乾燥に強くなります。
・定植後2~3週間たったら支柱を立てます。つるを誘引する手間がかかりますので、市販のネットを張るのが良いでしょう。
・風通しが悪いと病害虫が発生しやすくなりますので、下から3段目までの脇芽を落としてください。他の野菜と比べ、病害虫の発生が多いので、早めの防除をしてください
・根は浅く伸びますが、畑を深く耕し良質な堆肥や有機物を施すことで、根を深く誘導します。そうすることで暑さや乾燥に強くなります。 ・定植後2~3週間たったら支柱を立てます。つるを誘引する手間がかかりますので、市販のネットを張るのが良いでしょう。 ・風通しが悪いと病害虫が発生しやすくなりますので、下から3段目までの脇芽を落としてください。他の野菜と比べ、病害虫の発生が多いので、早めの防除をしてください
発芽適温と生育適温
発芽適温:25~30℃
生育適温:18~25℃
発芽適温:25~30℃ 生育適温:18~25℃
FAQ1
【実が曲がってしまう】
主に生育後半に多くみられ、原因は養分・水分の不足によるものがほとんどです。
対策としては、追肥を確実に行うことです。キュウリは収穫期が長く、つぎつぎと花を咲かせますので養分不足になりがちです。
定植後、月に2~3回程度は追肥を行い、収穫終了まで肥料を切らさないようにしてください。
乾燥させないためには、敷きわら・マルチなどが効果的です。
【実が曲がってしまう】 主に生育後半に多くみられ、原因は養分・水分の不足によるものがほとんどです。 対策としては、追肥を確実に行うことです。キュウリは収穫期が長く、つぎつぎと花を咲かせますので養分不足になりがちです。 定植後、月に2~3回程度は追肥を行い、収穫終了まで肥料を切らさないようにしてください。 乾燥させないためには、敷きわら・マルチなどが効果的です。
FAQ2
【雌花が咲かず、実がつかない】
元肥や追肥などで窒素分を多く与えてしまい、樹勢が強いためだと思われます。
他にも水分が多い、高温などの影響で実がつかないことがあります。
また、親づるにつかず、小づる・孫づるにつく品種もありますので、注意が必要です。
【雌花が咲かず、実がつかない】 元肥や追肥などで窒素分を多く与えてしまい、樹勢が強いためだと思われます。 他にも水分が多い、高温などの影響で実がつかないことがあります。 また、親づるにつかず、小づる・孫づるにつく品種もありますので、注意が必要です。
通販サイトはこちらから
通販サイトを見る
おススメ野菜別の詳しい育て方
-
発芽温度が高いので低温期のタネまきは加温して発芽させます。
連… -
土質に対する適応性は極めて広く、弱酸性から中性でよく生育します。
… -
比較的栽培は容易で、病害虫による被害の少ない野菜ですが、低温に弱いので夏場の栽…
-
ペットグラスは日当たりよく、暖かい場所で管理しましょう。日照不足だと葉先が茶色…