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家庭菜園の第一歩!タネを買う前にやらなくてはいけないこと。土作り?それもありますが、まずは何の野菜を作るかプランを立てなくてはいけません。タネを蒔く時期、どこに作るか、どのくらい作るかなど、菜園を図に書いておくと後で管理がしやすくなります。また、連作障害の予防としても効果があります。そのプランを立てるのに必要な知識、菜園作りのアドバイスを豆知識程度ですが、ご紹介します。
土作りが基本
意外と重要な種蒔き時期
知らずにやっているかも
代表的な種類と輪作の必要年限
温度で蒔き時期も分かる
代表的な種類の温度適応性
知っておいて損はなし
自然分類法による分類
パッケージデザインについて
パッケージ裏面の表記について
発芽しない
そもそも、種が発芽するには適当な温度、水分、酸素の3つの条件がまず必要です。種類によっては光があったほうが良く発芽するもの、暗黒のほうが良く発芽するものがあります。主に芽がでてこない原因としては、次のようなことが考えられます。
蒔きどきが不適切:発芽適温に対して、地温が低すぎたり、高すぎたりしたために発芽まで日数がかかり、土中で腐敗菌に侵されてしまった。
水分の過不足:潅水を多くしてしまった。また、長雨のため過湿になり酸素が不足した。反対に、雨などが降らず乾燥して水分の供給が不十分だった。
覆土の仕方が悪い:基本的に覆土の目安は、蒔こうとする種の厚さ2~3倍です。しかし、好光性の種や発芽力の弱い種類(ニンジン・ネギなど)は、覆土が厚すぎると発芽が悪く、反対に嫌光性の種はある程度覆土を厚くしないと、発芽が悪くなります。
肥料やけ:施した肥料がまき溝にたまっていて、種から出た根が伸びることができず腐ってしまった。
種が悪い:種の保存状態が悪い、種が古いなど、発芽力が低下していた。
発芽の条件って
タネが発芽するには三つの大きな条件があります。
温度:発芽のよしあしは温度条件に左右されることが多く、高すぎず低すぎずの適温があります。野菜ごとに発芽適温は違いますので、種子袋などで確認してください。
水分:発芽するさいには、種子の重量にほぼ等しい重量の水分を吸収します。こちらも多すぎても少なすぎても発芽しません。
酸素:タネも植物ですから酸素がないと発芽しません。土が湿りすぎて酸素不足により発芽不良になることもあります。さらに「光」も必要な野菜もありますので、注意が必要です。
タネが余ってしまった
野菜の種類にもよりますが、ビンやタッパーなど密閉容器に入れ冷蔵庫に置いておき、保存状態が良ければ次の年も蒔けます。しかしながら発芽は悪くなりますので、確実に苗・株数を確保するには新しいタネを購入することをおすすめします。
小松菜など春秋蒔ける物は春の残りを秋に使えますが、秋大根を次の年の春に蒔くと花が咲きます。これは白菜・ほうれん草などにも言えることで、基本的に秋蒔きのタネは晩抽性などを持っていないので、このようなことが起きます。
肥料の三大要素って
野菜の生育に必要な成分(要素)のことで、その窒素(N)・リン酸(P)・カリ(K)のことです。窒素は葉や茎を育てる働きがあり、主に葉菜類に重要で、リン酸は実の肥大に関係し、果菜類などに欠かせない成分です。
カリは根の発育を良くする働きがあり、根菜類には特に重要ですが、根の発育と言う部分では、野菜全般に必要な成分です。 他にも微量要素・中量要素がありますが、堆肥などを使うことにより補えるものがほとんどですので、特に気にしなくても大丈夫でしょう。
害虫・病気の種類が分からない
野菜の種類、品種の増加により様々な害虫・病気があります。 害虫については、調べれば殺虫剤などで対応出来ますが、病気の場合は見分けが難しいものや、正確な対処が出来ない場合があります。害虫により病気になったのか、環境なのか、生理障害なのかなど、こればかりは経験が必要になってきます。
タネに赤や青の色が付いている
種に色が付いている場合、ほとんどが殺菌剤などの薬剤処理がされています。発芽するまでの病気を防ぐためで、収穫までにその成分が残ることはまずありません。 他にもコーティング・ネーキッド処理をしたもの、ロットを分けるために着色だけする場合もあります。
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