第2話 有機種子とは

公開日:2026.02.2

有機栽培に必要不可欠な種。一般的に流通されている種はF1種といわれるもので、異なる特徴を持つ2つの親品種を掛け合わせて作られる一代限りの交配種です。親よりも丈夫で生育が旺盛、形や味が均一で収穫量が多いなど、非常に優れた特性を持つため、現代の野菜や花の多くで利用されていますが、採種した種をまいても親と同じ性質にならないのが特徴です。
反対に採種すれば代々同じ性質が受け継がれる種を固定種といい、有機種子がこれに該当します。
では有機の種とはどんなものでしょうか。

無化学処理

農薬・化学肥料・ホルモン剤などを一切使わずに育てられた親植物から採種され、
種子そのものも化学処理(殺菌剤など)を施されていません。
また、種子繁殖が可能なため、継続的な栽培と地域循環型の農業が可能です。

環境への適応性

長い歴史の中で自然環境に適応してきた固定種・在来種が多く、化学資材に頼らない栽培においても、
病害虫・干ばつ・雑草競争といったストレスに対する自然耐性を発揮します。

非遺伝子組換え(非GMO)

有機種子は原則として遺伝子組換えではありませんので、食の安全性を重視する市場ニーズに応える選択肢となります。
多様性の保全 固定種・在来種を活用することにより、農業における遺伝的多様性の維持に貢献し、
持続可能な農業と地域資源の継承にもつながります。

野菜本来の機能性を維持

品種改良を行っていないため、野菜が本来持っている栄養・香り・機能性が保たれています。
現代の「甘い・柔らかい・無臭」野菜とは一線を画し、栄養価のバランスと味の深みが魅力です。

価格が高め

生産コストの高さと供給量の限定性により、一般の慣行種子より価格は高めとなる傾向があります。
品質と安全性に対する消費者ニーズの高まりにより、付加価値は十分にあります。

発芽率・収量の向上が進む

従来はF1種に比べて収量や均一性に課題がありましたが、
ウタネが取り扱う有機種子はポルトガルの種子会社の育種選抜技術により、発芽率・生育の安定性が進んでいます。

まとめ

このようにメリット・デメリットがありますが、最大の特徴は栄養価の高い作物を何度でも収穫できるということです。
もちろん自身で栽培するので安心安全もあります。

ウタネは1913年(大正2年)創業。長年の知識と経験があるからこそ、本当に信頼できる種子だけをお届けしています。
また、オーガニック培養土・肥料も取り扱っており、届いたその日から有機栽培がスタートできます。
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